「ペット介護士」ってどんな仕事?仕事内容・将来性について詳しく解説!

公開日:2024/02/15  

ペット

近年ペットの高齢化が進むなか、ペット介護士が注目されています。動物好きな方の中には、ペット介護士の仕事に興味がある方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、ペット介護士の仕事内容や必要な資格、給与や将来性について解説していきます。動物を介護する職業に就いてみたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ペット介護士とは?仕事内容を解説!

ペット介護士は、病気や高齢化で自力では生活するのが難しくなったペットを飼い主と一緒にサポートする職業です。動物の健康や病気に関する知識やスキルを活かしてお世話することが求められます。具体的な仕事内容について見てみましょう。

ペットの健康管理

動物も人間と同じように高齢になると、若いころに比べて必要な食事の量や栄養素、運動量などが大きく変わってきます。そのためペットに長く健康で暮らしてもらうためには、年齢に合わせた健康管理が重要になってきます。毎日の食事管理や散歩、足腰のトレーニングなど運動管理にも気を配ることが非常に大切です。

ペットの介護

高齢のペットは自分で見繕いする行動が減ったり、排泄の失敗も増えてきたりするので汚れがたまりやすくなっています。そのためペットの体を清潔に保つには、排泄のお世話に加えシャンプーや爪切り、ブラッシングなどのグルーミングが欠かせません。

寝たきりになってしまった場合には、マッサージや体位交換、リハビリの補助なども必要になってきます。また、通院時の診療補助や記録などの事務作業を行うこともあります。

飼い主へのアドバイス

高齢のペットを飼っている方の、普段感じている悩みや相談をカウンセリングしていくのも仕事のひとつです。専門知識や経験、スキルを活かして、不安を抱えている飼い主へ適切な改善策をアドバイスします。

日々の生活を改善することで、ペットはより健康で長生きできるでしょう。また話を聞くことで、ペットの健康だけでなく飼い主の心のケアにもつながります。

ペット介護士として働くのに必要な資格

ペット介護士には動物やお世話が好きな人、観察力、洞察力がある人が向いています。また当然のことながら、動物の健康に関する幅広い専門的な知識も必要なのですが、とくに仕事をするのに必須となる資格はありません。しかし、ペット介護士として働くのに適した資格はいくつかあるので紹介していきます。

ペット介護士

ペット介護士はペットの体や行動の特徴から健康管理、しつけ方、グルーミングなど、幅広く知識やスキルを身につけることができる資格です。ゼロから学びたい初心者や、スキルアップを目指すペット業界ですでに働いている人にもおすすめです。

通信講座大手「がくぶん」の「ペット介護士養成講座」を受講することで資格を取得できます。通信講座の標準学習期間は6か月程度となっています。

動物介護士

動物介護士はシニア期を迎えた動物に関する基礎知識をはじめ、介護や病気などに関する専門的な知識を身につけることができる資格です。日本能力開発推進協会が認定する資格で、在宅で受験が可能です。通信講座で4か月のカリキュラムを受講した後、認定試験に合格すれば取得できます。

老犬介護士

老犬介護士は、犬の老いにともなう生活や健康上のチェックポイントや応急処置などについて学び、老化に備える技術を身につけることができる資格です。日本キャリア教育技能検定協会が認定する資格で、犬の介護を専門で行いたい人におすすめです。

5か月程度の通信講座「老犬介護士要請専門講座」を受講し、認定試験で一定以上正解すれば取得できます。

愛玩動物介護士

愛玩動物介護士は動物の老化から看取りまで長く続く、介護に必要な知識を身につけることができる資格です。体の変化やかかりやすい病気などを知ることで、シニア期のペットと向き合えるようになります。全日本動物専門教育協会が認定する資格で、約6か月の通信講座を終了後に認定試験で合格すれば取得できます。

ペット介護士の給与と将来性について

ペット介護士として働ける職場としては、老犬、老猫ホームやペットホテル、ペットショップ、ペットサロンなどのペットサービス施設が挙げられます。その中で正社員として働くのか、アルバイトとして働くのか選択肢があります。

気になる給与についてですが、正社員の場合は月収で平均13万円~15万円前後、年収で200万円ほどです。同じペット業界の他職種に比べても決して高いとはいえず、とくに初めのうちは低い傾向にあります。

アルバイトの場合は時給900円~1,000円ほどなので、こちらは一般的なアルバイトと大差ないのではないでしょうか。将来性について考えてみると、ペット介護士が活躍する場は今後ますます広がっていくことが予想されます。

動物医療の進歩や食事の質が上がり、ペットも人間と同じく高齢化が進んでいるため、ペットの介護市場が注目されているからです。今後需要が高まるにつれ給与の改善も期待でき、将来性は十分見込める職種といえるでしょう。

まとめ

以上ペット介護士の仕事内容や必要な資格、給与や将来性について解説してきました。高齢化したペットの介護をサポートする、大切な役割を担う仕事といえるでしょう。働くために必要な公的資格はとくにありませんが、当然動物に関する幅広い専門知識が求められます。

そのため、知識や技術を習得できる民間資格を取得するのがおすすめです。現状まだ高い給料は望めませんが、ペットの高齢化が進んでいることを考えると将来性の高い職業といえます。動物に携わる仕事に興味がある方は、ペット介護士の道を検討してみてはいかがでしょうか。

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